ヒエラポリス・パムッカレのサイト内に入るには、3つのゲートがあります。
個人旅行者が主に利用するのは、パムッカレ村の中心から一番近いメインゲート。
メインゲートから入場した時の石灰棚の様子を写真つきでご紹介してみます。
旅行者の皆さんが見逃しがちな絶景ポイントも2ヶ所お伝えします!
メインゲートから石灰棚へ
↑ パムッカレ村の中心でミニバスを降りたら、徒歩5~6分でナチュラルパークへ。
ナチュラルパークの右手に、メインゲートへ続く上り坂があります。
石灰棚の真っ白な山が視界に広がっています。
↑ 窓口でチケットを購入してゲートを通った後は、靴を脱いで裸足になります。
この長い上り坂をずっと歩いていきますよ。
途中ゴツゴツしたところ、滑りやすいところがあるので、転ばないように慎重に!
一歩一歩ゆっくり踏みしめるように歩きましょう。
一番上まで行くのに20~30分ほどかかります。
途中、座って休憩できる場所やお手洗いはありません。
↑ 所々、温水が溜まったプールがあります。
この辺り、足元がすごく滑るので注意!
↑ 上のほうは湯量が多いので、水着で全身浸かっている人や、ミネラルたっぷりの泥を身体に塗ってる人たちもいます。
浸かりたい人は、中に水着を着てくると便利です。
↑ 上のほうまで来ると、大勢の人でごった返しています。
この辺は足元がかなりゴツゴツしているので、足裏が刺激に弱い人だと辛いかも。
石灰棚がっかりポイント
↑ 上ってくる途中で、左手に見えるのはこんな風景。
「パムッカレ、水が全然なかった!」
って言う人の多くがSNSに載せてる写真は、ほとんどがこの風景ですね。
この場所にお湯が溜まっていることは、最近ほとんどありません。
これで石灰棚の観光を終わりにして、続くヒエラポリス遺跡のほうへ移動してしまう人が多いのですが、最新の石灰棚の見どころはここではありません。
石灰棚絶景ポイント-その1
↑ いったん靴を履いて、カフェの手前を右手にUターンして遊歩道を進むと、石灰棚エリアで一番高い場所に辿り着きます。
注水されている時だったら、こんな風景が見られます。
パムッカレ村が一望できて眺めが最高。
ただし棚のプール内は立ち入り禁止なので、写真を撮るだけにしましょう。
(写真の左下、人が入ろうとしていますが、このあと係員に注意されていました)
石灰棚絶景ポイント-その2
↑ もう一つ、温水が溜まっている確率がわりと高いのがココ。
先ほどの上り坂を登りきった後、靴を履いて今度は左方向に道なりに進みます。
かなり端のほうまで歩いていきます。
ここまで足を伸ばす人は少なく、ツアーガイドもあまり案内しない場所なので、人が少なくてとても静かな穴場スポットです!
ここも棚のプール内は立ち入りは禁止なので、遊歩道から写真を撮るだけにしましょう。
↑ パラグライダーが目の前まで飛んでくることもあります。
↑ 空が青い日中も綺麗だけど、サンセットの時間もこの場所はとても素敵です。
ベンチがいくつか用意されているので、ここで日が沈むのを待ってる人もいます。
↑ 紹介しました2つの絶景ポイントは、この写真でいうと...
1つ目のポイントは、写真右上の赤矢印のあたり。
2つ目のポイントは、私がこの写真を撮影している場所から左下方面に歩いていった先にあります。
パムッカレ石灰棚は現在、環境保護のため行政機関により水量をコントロールされています。
時々「いつお水が張られますか?」というご質問をいただくのですが、どの場所にいつ注水されるかは不定期で、スケジュールは公開されておらず事前のアナウンスもないので知るすべがありません。
何かしらのイベント時には、こちらのブログ記事のように何ヶ所かある石灰棚のプールのほとんどに温水が流れるようなこともあります。
最近のパムッカレには水が全然ない!とネット上では書かれていたりしますが、今でも月に数回、年間40~50回は訪問している私からすると、そんなこともないんだけどな・・・?という印象です。
おそらく「訪れた時ちょうど乾いてる場所が多いときだった」、または「お湯が張られている場所まで行っていない」のかなと。
いずれにしても、旅行でパムッカレにいらした際、お湯が溜まった綺麗な石灰棚が見られた方はとてもラッキーですよ(^^)
運試しと思って来てみてください!
以上、パムッカレ石灰棚の歩き方でした。