パムッカレにワーケーションする場所ある?

ラップトップやスマホを利用して、旅行中でも仕事をする「ワーケーション」。
最近そういったスタイルで旅する人も増えているようです。

宿泊する旅程であれば、ホテルの部屋で仕事することが可能ですね。
しかし、パムッカレの場合は日帰りで訪れる旅行者も結構多い。
となると、フライトや夜行バスの出発まで、どこか時間を潰せる場所、出来れば電源やWiFiが使えて静かに作業できる場所があると便利...ですよね?

実際に、そういった場所はありますか?という質問をいただくことがあります。

そこで、聞き込み調査してみました!
しかし残念ながら、パムッカレ村内ではお眼鏡にかなう場所は見つかりません。

一部のレストランやカフェでは電源を取らせてもらえたり、WiFiを使わせてもらえたりしますが、あくまで飲食店なので。
ラップトップや資料を広げて静かな場所で長時間作業、というわけにはいきません。
せいぜいスマホの充電やちょっとした調べ物ぐらいでしょうか。

そこで、代替案として。
パムッカレ村ではないですが、デニズリ市内の「カフェ図書館」をご紹介したいと思います。

フライトや長距離バスで移動するのであれば、いずれにしてもデニズリのオトガルまでは出ますよね?
ある程度まとまった時間を潰す予定の方であれば、ちょっと面倒かもしれませんが街歩きも兼ねて、デニズリ市内中心地まで出てみませんか。

下の写真は、デニズリのシンボル「雄鶏像」がある市内中心地です。
デニズリオトガルからこの雄鶏像の場所までは、距離にして約2km。
オトガルからほぼ一本道で、ゆっくり歩いて30分、タクシーなら5分です。
※タクシーの場合、一本道は特定車両しか通れないので回り道になります。


この雄鶏像からすぐ近く、徒歩1分ほどのところに「カフェ図書館」があります。
カフェ図書館とは私が勝手に命名したものですが(笑)
勉強や仕事に使える設備の整ったスペースで、本も少し置いてあり図書館のような、軽食や飲み物も提供していてカフェの機能も付いている、みたいな。
小音量でBGMが流れていますが、ワーケーションにはぴったりの場所だと思います。

Uyanık Kütüphane Denizli


実は私、この施設の愛用者なんです。
住んでいる家からすぐ近いので。
自宅での仕事がはかどらないとき、気分転換したいとき、ラップトップ持参でよく来ています。


利用方法については、初めての場合スタッフが丁寧に説明してくれると思いますが、おそらくトルコ語しか話さないと思うのでここに簡単に書いておきますね。

※2024年11月時点、今後変わる可能性あり

まず、入ってすぐのレジで利用料金を払います。
利用料にはフリードリンク1杯ないし2杯が含まれています。
80~100トルコリラの3プランあり(2024年11月現在)。
時間は9:00~深夜0:00まで終日利用可、同日であれば出入りは自由。
フロア内は禁煙(タバコを吸う場合は外の庭で)。
電源は壁沿いの席と中央の図書棚の隣り席であればほぼ全席コンセントあり(形状はCタイプ)。
WiFi利用可、パスワードは壁に記載あり。

ざっと上記のようなことを入店時にスタッフが説明してくれます。

ちなみに私はいつも滞在時間が長くなりがちなので、「コーヒー1杯+チャイ1杯」が付いているプランを選ぶことが多いです。
入店と同時にまずコーヒーをお願いして(レシートにチェックを入れてくれる)、その後途中でまたレシートを持参しチャイをもらいに行きます。
コーヒーはトルコで多いネスカフェ(インスタントコーヒー)ではなく、本格的なエスプレッソマシンで作る美味しいコーヒーですよ。

周辺のカフェの値段と変わらない、もしくは安いぐらいの料金で、禁煙の静かなスペースで時間制限なしに仕事や勉強ができるので、お気に入りの場所です。

なお、利用者層は圧倒的に地元の学生が多く、皆さん真剣に勉強しています。
平日はそれほど混んでおらず、座席利用率は2~3割といったところでしょうか。
休日は利用したことがないので分かりませんが、平日よりは混んでいるかもしれません。

以上、ワーケーション利用も可能なデニズリのカフェ図書館の紹介でした。

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